2002/01/01

欧州におけるプラ製容器包装リサイクル調査報告

5.改善への糸口

最後に、今回の視察結果を基に、日本におけるその他プラの再商品化が抱える課題を改善するための糸口を探ってみました。

(1)再商品化手法の評価と目標値の設定

収集及び再商品化段階での環境負荷(特にCO2排出量)とコスト、再商品化製品の市場価値、石油資源の代替性を再商品化手法ごとに評価した上で、再商品化すべき物と量をはっきりさせ、その中で材料リサイクルすべき量を設定する。

(2)分別・選別の徹底

分別・選別した後の容器包装プラを再商品化事業者に有償で売れることをめざす。そのためには、消費者に分別排出、自治体に品質向上を強いるだけでなく、分別・選別を専門に行う事業者を育成し、特定事業者が費用援助することも考える必要があるのではないだろうか。

(3)積極的なロビー活動

EU本部があるベルギーのブラッセルにユーロペンというNGOのロビー活動組織があり、欧州委員会のシンクタンク的な存在となっている。日本にはこのような組織はない。
国への積極的なロビー活動は当推進協の活動の一つであるが、ユーロペンのように政策立案に関与できる組織をつくることも検討に値する。

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