2007/10/30

欧州におけるプラ製容器包装リサイクル調査報告

4. 調査結果ダイジェスト

・EUは、容器包装プラを燃料にする再商品化手法(日本でいうサーマルリサイクル)をエネルギーリカバリーという1つの確立した手法として認め、全体の目標値を定めている。また品目ごとにリサイクルの数値目標を定めており、プラ容器包装(PETボトルを含む)の目標は他の品目と比べて低い。しかし目標を見直す予定はない。 ⇒EU目標値へ

・各国はEUの目標を基に国としての目標を持っている。その目標は環境と経済のバランスを重視して設定している。フランス、ベルギーでは、プラ容器包装のうちボトルのみをリサイクルの対象としており、これで目標を達成できるとしている。 ⇒国別目標と実績へ

・容器包装をリサイクルする際の役割分担は、日本とフランスが近い。しかし事業者の役割を果たすための組織(日本の容リ協会)はドイツ、フランスとも複数存在する。 ⇒役割分担と組織へ

・事業者が拠出したお金の行先は各国で異なる。日本は全てが再商品化のためリサイクル業者に支払われるが(2008年からは新たに自治体にも支払われる)、ドイツ、フランスではほとんどが回収・分別のために支払われる。その背景には、プラの材質別分別が進み、分別物がリサイクル業者に有償で売れることにある。 ⇒物と金の流れへ

・EUは今後の容器政策として、リサイクル率を高めていくことよりも「容器に関する基本的要件」を各国が実施していくことを重要視している。 この考え方によれば、容器資材の削減ではなく適正化となる。  ⇒基本的要件へ

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